2014年08月24日

【ランに生涯を捧げた唐沢耕司先生】

心底、興奮しました。しびれました。



大阪の園芸同友会主催の勉強会に、参加させて頂きました。

ランの仕事をはじめてちょうど10年。


これまで図鑑の著書でしか知らなかった
ラン研究の一人者 唐澤先生の講演が聞けるとあり、
もうこんなチャンスはないと飛んでいきました。



1時間の講演予定が終わってみれば2時間超。さすが!
でも一言も逃すまいと、最高の集中力で拝聴しました。

昭和5年生まれの先生がランに出会ったのは
戦後、焼け野原の東京で。

「それは信じられないほど、美しく感動した。
 
 そしてこれをイギリス等の貴族だけではなく
 日本で誰もが楽しめるようにしたい、と思った」



当時カトレア一株と、家一軒の交換が実際に
行われたというほど、希少な植物だった。



自分は本を書くという役割を頂いたお陰で、
学者としてランの研究に没頭するようになり、
自分の目で世界の原生地を訪ねるようになった。



ほどなく写真がモノクロからカラーとなって
多くの人に野生に咲く、蘭の美しさを紹介できるようになった。



8千万年前、植物としてもっとも遅く地球上に誕生したラン。
すでに地上には多くの動植物がいて、そのことから競合のない
木に着生して生きるという道を選び、今では植物の中で
大きく進化し、もっとも大きなコミュニティとなった。


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ラン科植物とは虫媒花で、雄しべと雌しべが合体しており
花が左右対称で芯弁を持つ。自然界ではラン菌との共生に
よって発芽し、北緯70度まで広く分布する。


そこから始まったの世界の野生ランの写真とそれを現地で
撮影された先生の解説は、私にとってまさしく
「世界一受けたい授業級」の内容でした。



こんな言葉が続きました。

「この花をみたいと、コロンビアで片道5日間、
11日かけて悪路を旅して遂に見つけました!」



「このランは日本であまり作られていませんが
 もっと広がってよいと私は思うのです」



「絶壁に生息するこの花の写真は、まさに
 命がけで撮りました」



「虫をこうして誘き寄せ、高い確率で受粉させるよう
 器官がこうして進化したのです」



「ダーウィンが予言した虫を撮影したく、その花を
 どうしても見たくマダガスカルで遂に出会えました」



「現地の友人から送られてきたこの写真を見て衝撃をうけました。
 すぐに飛んで見に行ったのですが、あの野に咲く赤花は忘れられません」



「私が野生でであったあのエピデンドラムが、ほら今年の
 東京ドーム蘭展で大賞でした。僕はベンツもらえなかったなぁ」



世界おそらく50カ国以上、ランを求めて歩かれたとおもいます。


秘蔵コレクションを惜しげもなく、生きた声と共に
見せていただき本当に本当に感激しました!



昨年のトルコ旅から有言実行化するために口にしてきた

「世界のランと人 巡る旅」 byサイバー農家バージョン
 
これからの私のライフワークになりそうです。本気です!



矢祭園芸の金澤君の講演にもしっかり元気をもらいました。
こんな機会を用意くれた、花を純粋に楽しまれる園芸同友会の
メンバーさん、そして会長のMr横山に大感謝です。



石田君 明け方まで先輩を引き止めてくれてありがとう。爆

そして自分が毎日接しているランが
もっともっと好きになりました。



心いっぱい島に帰ります。ありがとうございました。

石田 隆博さん、他2人大阪国際会議場 グランキューブ大阪にいます。


posted by miya at 00:00| 熊本 🌁| Comment(0) | something new | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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