2009年05月15日

僕の感染症体験記 前編



世界中で新型インフルエンザが猛威を振るっている今日。


国内でも数名の方の感染が見つかり、病院で隔離されているとの
ニュースを聞いて、思い出すことがあった。


1997年夏
大学一年生、好奇心いっぱいだった青年はグレゴリーのデイバック
ひとつを背負って旅に出た。
怖いもの知らず、見知らぬ世界に思いを馳せて・・・

行き先はバックパッカーの聖地 インド。


2週間たった一人、ハプニングがない日がないほどエキサイティングな
旅だった。


・空港に着いたとたん、チョイ(超?)悪タクシーに捕まってしまったりーの・・・
・病院で保険金詐欺を強要され、断ったら病室に監禁されたりーの・・・
・ガンジス川で沐浴中に、パスポートと現金を盗られたりーの・・・
                     (もちろん速大使館直行!)


そんな強烈な体験をして、心いっぱいネタいっぱいで帰国の途に着いた。
しかーしそれで終わらなかった。


カルカッタからバンコクまでの機中、ずいぶんとトイレが近い。
「あれれ? 葉っぱのお皿にのったフルーツがいけなかったかなぁ?」
そんなのんきなことを考えていた。


そしてトランジットでのバンコク空港内での一泊。
このときにはもう上下フル稼働で、トイレから一歩も離れられない状態になっていた。
ここでようやく確信した。


「これは本物だ・・・・」


バンコクから成田までを泣きそうになりながらも必死にしのぎ、
空港到着後、正直に検疫官に体調が悪いことを告げ、検査を受けた。


翌日は登校日で試験の成績発表
追試もなく思いのほか成績がよかったので喜びいっぱいだったが、友人たちに
「ダンジ、(九州男児というだけで当初こう呼ばれた)なんか調子悪そうじゃん?」
声をかけられる。


写真を見返すとこのとき相当やつれていたようだ。そんな心配を吹っ切ろうと
「大丈夫だけん、ひさしぶりにパイ麺(農大裏のラーメン屋)食べいこうや!」
いつもナンばかり食べていたので、久しぶりのとんこつラーメンは
さぞうまかろうと思っていたけれど、うーん どうしたんだろう?


何とか一杯平らげて、みんなと店を出た瞬間。
急に「オッ オゲェー 」
                      ・・・ やってしまった。


みんなのドン引きだった。爆

ピンチは乗り越えたかと思っていたがまだ、体は病んでいたのだ。

翌日、15時30分 運命の電話が入った。


「こちら世田谷区の保健所です。
先日の空港での検疫検査から赤痢菌が検出されました。
これから都立病院の隔離病棟での入院となりますので、
着替え等ご準備を早急にお願いします。」


はぁ? 意味がわからない・・・ カ☆ク☆リ? はにゃ?


しかし、40分後にはゴーストバスターズ並みの武装をした
保健所の3人が
6畳のマイルームに乗り込んできた。


ぼぉおおおおお

小さい部屋の中で布団、トイレに白い気体を吹きかけて病菌をやっつけていく。


そして白いバンに乗っかって病院に連行された・・・
あ、 そんな・・・ 

 
後編へ続く



posted by miya at 21:58| 熊本 | Comment(0) | about me | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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