2012年07月20日

九州豪雨について (7月19日配信メルマガより)


こんにちは。 栽培番長の宮川です。

九州以外の地域では梅雨明けも発表され、
いよいよ夏本番ですね。


今年の梅雨はとても長かったように思います。

連日のニュースでご存知かと思いますが、
「九州北部豪雨」私たちの住むここ熊本でもこれまで
経験した事のないような大きな被害を受けました。


多くのお客様からお気遣いのご連絡を頂きました。
幸いにしてこの戸馳島は大雨は降ったのですが、
川がないものの、雨はすぐに海に流れ出るため
ほとんど被害はありませんでした。


ただ植物にとって必要な日照が例年に比べ極端に少なく
サマーギフト用として、7月出荷予定の株の開花が遅く
品切れ状態が続いてしまいご迷惑をお掛け致しました。


そんな中、県北に位置する阿蘇に災害復旧の
お手伝いに行ってきました。


雄大な阿蘇の外輪山にはこれまでなかった何本も
がけ崩れの茶色い筋が入り杉がなぎ倒されていました。

自衛隊車、消防車、救急車、が何台も走る様子は
これまで見たことがなかったものでした。

牛や豚が増水した水によって流され目が当てられ
ないような悲しい状態になっていました。


家から2時間、店長の実家鹿児島からは3時間以上かかる
場所ですが、その阿蘇の雄大さに魅了され、
結婚式を挙げたのも阿蘇でした。




現在、宮川洋蘭では全国から将来花の道を志す研修生を
受け入れておりますが、その一人として先月まで
家に住み込みで一カ月研修したユウキ君。


研修中、進路の相談にのる中で来年オランダに花留学して
そのあと阿蘇に帰って「家族とバラ作りがしたい」
と決心したばかりの20歳の彼。その両親が営む
バラハウスが被災しました。


花束に使う背丈の長い立派なバラは下から2mにもなります。
そのバラが今回の浸水によって上まで全部泥水に使っていました。
水位の痕を見るとちょうど2m、株はもちろん花まで浸っていました。


バラ栽培には潅水設備や高額な肥料混入機やボイラーが必要ですが、
すべて水につかりほとんど使えない状態になっています。


増水した時、車の侵入が禁止になり、遠くで徐々に見えなくなる
ハウスをたまらない気持ちで見ていたそうです。
家業として、ご両親、祖父母の家族で営まれていたバラが
まさに壊滅状態でした。


私も被害状況を見て察し、何と声をかければよいのか、と思いました。


しかし、ユウキ君のお父さんはそんな時も前向きでした。
心身ともに苦しいはずなのにお母さんも下を向かず、手伝いに来た
親戚や私に笑顔で接し、三兄弟を盛りたて誰よりも汗かいておられました。


宮川洋蘭でも台風によって家族、近所総出の復旧作業を
小さい頃から何度となく経験してきました。


その度に「台風なんかに負けんばい、よか花ばもう一回つくるぞ!」


そんな必死の積み重ねで、ついに創業40年を迎えることができました。


将来3代目として花作りを志すユウキ君。
彼の家族、さらには今回被災した産地の皆さんが全力で

「阿蘇の美しいバラを必ず復活させよう!」 

と取り組まれています。
私も自分が出来る精一杯の応援をさせて頂きたいと考えています。


またユウキ君の弟は阿蘇中央高校のエースピッチャーです。
3年生として最後に迎える夏の大会県予選で今年は3回戦まで
勝ち抜いて、阿蘇のみなさんに希望と勇気を与えてくれています。


いつも思います。
「一人一人の力は微力でも無力ではない」



今日は、ご心配頂いた皆様へのお礼と
ご報告をさせて頂きました。

いつも応援頂き、ありがとうございます。


九州の梅雨明けと共に、元気いっぱいの花たちを
この夏もお届けしてまいりますので
どうぞご期待下さい。





栽培番長 宮川将人(ミヤガワマサヒト)




□ ■ 元気なランで笑顔を届けたい ■  □


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    (有)宮川洋蘭   〒869-3203

熊本県宇城市三角町戸馳397 (TEL)0964-53-0752

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posted by miya at 08:47| 熊本 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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