国内も、国外も同じ生産者として農園視察は本当に面白い。
特に台湾は電子部品についで、世界各国への蘭の輸出が盛んで
国を挙げて洋ラン産業を応援している。
中でもブリーダー(育種家)はすごいの一言に尽きる。
何十、何百という掛け合わせ(交配)を何世代、何十年にもわたって
自分の理想とする花を追い求めてやまない。
コストも時間も膨大だ!
だから自分のテーマとする種類を選んで、突き詰めていく。
でも、何十万分の一 と思える花が出たときに、その努力と投資は
一気に報われる。一株が何万株にもクローンされ、
その苗販売がロイヤリティとして世界中から入ってくようになるからだ。
育種はロマンやね〜
父もエピデンのブリーダーとして、その品種が欧米で出回っているが、
きっとそんな嬉しいことはないだろうと思う。
ね、なんか匂うゴーストオーキッド!