2007年11月19日

車海老を育てる現場

同窓会で久しぶりに会った中学時代の友人に会った。

同じ二代目として、実家に帰って水産会社で働いているというので訪ねてみた。
天草(amakusa)をご存じの人もあるかと思うが、たくさんの島々からなるこの地域は
海産物の宝庫として、知られている自然豊かな場所だ。

そこですかさず、養殖業の会社見学をさせてもらった。

車海老
全国、どこでも見られる光景ではないが、この天草では湾岸線を走ると
いくつかその様子が目に入る。しかし養殖のリアルな現場を見て、聞いて驚いた。

レポート1
・ウイルス性の病気にかかれば全滅は免れない。
 タイ、アワビなどにはある養殖保険も、クルマエビは適応外で非常にリスクが高い。
 今年もこの天草で5件ほど、ウイルス病が出てしまったという。 
 まったくもって、これは台風以上の脅威だ!

・毎朝、潜るという。
 はぁ〜っ? 意味が始めわからなかった。
 海老先生に聞くと、とにかくクルマエビを元気に育てるために飼料と観察が大切だという。
 これは植物も全く同じであるが、365日毎朝、養殖池にもぐって海老の様子を
 観察しながら、死骸の除去(病気の発生を防ぐ)し、海底に餌が残っていないか
 (餌の量が適当か)チェックする。 その時の寒さは 忘れる がポイントだという。

・凶器 車海老の角
 これからお歳暮時期、最盛期を迎える活き海老の出荷も人間の手作業がほとんど。
 商品としてエビが痛まないように、選別の際にも箱詰めの際にもすべて素手。
 すごいスピードで仕分けしている際には海老の角が刺さる、それも爪を
 貫通して指に刺さること・・痛っ

・鮮度一番!活きたまま。
 ここの産地直送の車海老は、オガクズと一緒に発砲箱に入れて全国発送される。
 恐るべし!?、まったく水気のない中で彼らは生きています。
 台所でうかつに触ろうとすると海老ジャンプでオガクズをまき散らされることになるが、
 子供にも大受けのギフトだと思う。
 それは朝早くから水揚げ、選別し、その日のうちに梱包・発送している生産現場の
 努力があるからなのだとよくわかった。謝謝

活きたエビを頂く際、私は面等向かって「ごめんね、でも残さず美味しく頂きます」というが、
これからは加えて「大切に育ててここまで届けてくれた海老屋さん、ありがとうございます」も
付け加えなきゃと思った。

しかししかし、ここには私の顎が痛くなるくらいビックリする ある 海産物がほかにもあった。
次号に続く!
posted by miya at 19:30| 熊本 | Comment(5) | TrackBack(0) | friends | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする