2007年11月29日

20年生きたパピー

そして 


ずっと私たち三人兄弟の成長を、家族を見守り続けてくれた
パピーが、とうとう天国に行ってしまった。

20年、宮川家で生きてくれた。
自分が小学校低学年の頃にこの家にやってきてから、今までずっと
このファミリーの一員として、暮らしてきた。
猫の寿命でいえば100歳を超えていた。

姉の結婚式の前、クールなパピーが初めて、自ら私の膝に乗ってゴロゴロと甘えてきた。

この頃には、もう爪も自分で研げず、ひっこめることもできない。
もう食欲もめっきりなくなって、背中をなでると骨の突起に触れる。

もう、長くないのかもしれない・・ もしかして最後に別れを言っているのではないか、
そう思っていたらボロボロと涙が出ていた。

そして家族が結婚式から帰ったその日、静かに目を閉じた。

普通、猫は最期を迎える時、家から離れて逝ってしまう。
でも、ずっと家猫として宮川家を守った彼女は家で、最後の眠りについた。

小さい頃から見てきた子供の私たちが、結婚するのを見届けてくれた。
そして安心して2か月前、天国に先立ったばーちゃんの元に遊びに行ったんだろう。

生きるものには必ず寿命がある、でもそう分かっていても悲しさは堪え切れない。


ありがとう ありがとう ここで私たちと過ごしてくれた時間、瞬間が今も蘇る。

大切な大切な思い出をずっと心に残していきたい。



posted by miya at 22:42| 熊本 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月28日

姉が締めくくるの巻

2月が妹 
      10月が自分 そして
                  11月23日 姉が結婚式を挙げた。

10ヶ月で兄弟全員が結婚するという珍年になった。
幼いころのスライドショーを見ながら、よくケンカしていた日のことを思い出した。

ついにウエディングドレスを着て、みんなに祝福される時が来たんだなー
なんかしみじみと思った。

披露宴ではドレスをお色直しというのも一切しないと話していたが、
その意図がよくわかった。
出来るだけ会場を離れず、少しでも多くの時間来て頂いたみなさんと
楽しい時間を共有したい、と。

千葉の進さんとの挙式は、私たちが選んだ「山」阿蘇とは正反対で、
「海」東京湾を一望できる素敵なホテルで、会場も出席者も大人の雰囲気だった。

姉は長い時間、中国に留学していたせいか容姿もしゃべりも国際的で、
お相手になる人もジャパニーズには限らんばい? と
親もそれなりの覚悟はしていたようだが、幸運にも眉毛と芯の太い日本人男性と結ばれた。

ここで身内ながらかわいい弟から姉に一言捧げたい。


やったぜ ねーちゃん 大金星! 手(チョキ)


ずっとお幸せに。

posted by miya at 18:37| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

虎河豚伝説

071117_1057~0001.jpgそれを見た時、危うく腰を抜かし養殖池に落っこちるところだった。
       (注・それはリアクション王だからではない、本当にすごいからです)

その友人の会社では、これまでの車海老、ヒラメに加え新しく
数年前からトラフグを養殖している。手塩をかけて2年間育てた彼らは体長40cm 
体重1.5キロまで大きくなっていた。

高級魚としても知られるフグも、釣人としてはその歯の強さと、内臓にある
猛毒が脅威としてまず印象にある。

さっそくだがトラフグの養殖レポート
■いくつもの養殖池に生育段階によって分けられていてるが、隣り合う池も水が
 混じり合うことがないように、完璧に区分されている。(ウイルス病の大量感染を防ぐ)

■釣り針をも噛み砕くその歯は、出荷まで三回にわたってペンチで切り落とされる。
 そうしなければ、いけす内の仲間の尾びれを噛み切ってしまうそうだ。

■驚いたことに養殖フグは毒素を持たない。なぜかと聞けば、海で生きるふぐは
 身を守るために海藻などから毒素を作る。
 しかし養殖フグは毎日栄養のバランスのとれたものばかり食すので、毒素を
 作れないそうだ。 なんだかかわいそうだ・・でも頂く身とすれば安心だな~ と思う。

■1キロを超える大物になるとトラフグには白子が入り、一匹で二度美味しいらしい。
 

以上、まったくもって普段知ることのない世界の話で、興味深かった。


それにしても中学時代、やんちゃ盛りだった同級生が、目をキランキランさせて
おいしい海産物を届けたい一心に頑張っている姿は眩しく、最高にうれしかった。


いい刺激を頂いた。海老も頂いた! あ、試作のカワハギちゃんも・・

これでさらに元気を付けて年末商戦、がんばりMAXであります。
posted by miya at 17:50| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | friends | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

車海老を育てる現場

同窓会で久しぶりに会った中学時代の友人に会った。

同じ二代目として、実家に帰って水産会社で働いているというので訪ねてみた。
天草(amakusa)をご存じの人もあるかと思うが、たくさんの島々からなるこの地域は
海産物の宝庫として、知られている自然豊かな場所だ。

そこですかさず、養殖業の会社見学をさせてもらった。

車海老
全国、どこでも見られる光景ではないが、この天草では湾岸線を走ると
いくつかその様子が目に入る。しかし養殖のリアルな現場を見て、聞いて驚いた。

レポート1
・ウイルス性の病気にかかれば全滅は免れない。
 タイ、アワビなどにはある養殖保険も、クルマエビは適応外で非常にリスクが高い。
 今年もこの天草で5件ほど、ウイルス病が出てしまったという。 
 まったくもって、これは台風以上の脅威だ!

・毎朝、潜るという。
 はぁ〜っ? 意味が始めわからなかった。
 海老先生に聞くと、とにかくクルマエビを元気に育てるために飼料と観察が大切だという。
 これは植物も全く同じであるが、365日毎朝、養殖池にもぐって海老の様子を
 観察しながら、死骸の除去(病気の発生を防ぐ)し、海底に餌が残っていないか
 (餌の量が適当か)チェックする。 その時の寒さは 忘れる がポイントだという。

・凶器 車海老の角
 これからお歳暮時期、最盛期を迎える活き海老の出荷も人間の手作業がほとんど。
 商品としてエビが痛まないように、選別の際にも箱詰めの際にもすべて素手。
 すごいスピードで仕分けしている際には海老の角が刺さる、それも爪を
 貫通して指に刺さること・・痛っ

・鮮度一番!活きたまま。
 ここの産地直送の車海老は、オガクズと一緒に発砲箱に入れて全国発送される。
 恐るべし!?、まったく水気のない中で彼らは生きています。
 台所でうかつに触ろうとすると海老ジャンプでオガクズをまき散らされることになるが、
 子供にも大受けのギフトだと思う。
 それは朝早くから水揚げ、選別し、その日のうちに梱包・発送している生産現場の
 努力があるからなのだとよくわかった。謝謝

活きたエビを頂く際、私は面等向かって「ごめんね、でも残さず美味しく頂きます」というが、
これからは加えて「大切に育ててここまで届けてくれた海老屋さん、ありがとうございます」も
付け加えなきゃと思った。

しかししかし、ここには私の顎が痛くなるくらいビックリする ある 海産物がほかにもあった。
次号に続く!
posted by miya at 19:30| 熊本 | Comment(5) | TrackBack(0) | friends | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

遠方からの来園

うちの蘭を取り扱って頂いている会社の、仕入れ担当の方が
いらっしゃった。

とてもありがたいなと思う。
本来なら「うちのランば売ってください!」と、こちらが出向いて行くべきところだが、
企画の打ち合わせ、農場の視察、そして生育状況を確認するため、この島まで
飛行機に乗って数千キロ飛んで来られる。

でも今の時代、宅配便で数日で商品も送れるし、メール等でやり取りもすぐできるし、
必要ならばサンプル写真だっても10分で見てもらえる。
さらにこの島にいても、ハウスの中でも、海外にいたって携帯電話で簡単に連絡もとれる。

でも、顔を合わせてのコミュニケーションに勝るものはないなと思う。
ハイテク機器だけで、十分に心を伝えるのは難しいと思う。

文章で嘘はつけても(僕はつきません!)、目を合わせて嘘をは言えないし、
もちろん自信のないものを進めたりはできない。
そこには温度がある、と私は感じる。

ある仕入れ担当の方が
「母の日に全国のお母さん方に幸せをお届しましょう、そんな企画やりませんか!」と
声をかけて下さった事を思い出す。

また先月、飛行機の乗って来園された方が
「花を贈って幸せになる、育ててまた幸せになる、そんな成功体験をして
ファンになってもらえるような企画がやりたいですね!」
燃える眼差しで話された。

生産者、企画会社の営利目的だけでなく、花、もしくは洋ランというある意味特別な商品が
どのような役割を担わなければならないか、切に感じる言葉だった。

「人 ☆ 花」 との大切に花仕事をしていきたいと思います。

posted by miya at 18:34| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | friends | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

婦人の作るパンフラワー

CA360315.jpg 初めてパンフラワーというものに触れた。

昨晩、ご高齢で農園まではなかなかお出でになれない
お客さまにと、久しぶりに自宅まで配達に行った。

小さな蘭がお好みなので、旬のランを10鉢ほど選んでお持ちした。
こうして育てた花を直接お届けし、喜んで頂ける瞬間は生産者冥利に尽きるバイ!
いつもそう思う。

玄関先で立ち話も弾んでいる中、ちょっと気になるものがあったので聞いてみた。
パンフラワー・・・、私はこれまで知らなかった。

小麦粉を練り固めて、花びら、葉を一枚一枚作り、花の形になったものに
一つ一つ筆で色を加えたものだという。

所狭しと並べられた作品を見せてもらうと蘭に限らず、カラー、ストック、猫じゃらし、
バラ、桜、クレマチス などなど 部屋中がお手製のパンフラワーで彩られていた。

パンフラワーは実際の植物に限りなく近いようにと作られていて
ばらの花びら一枚一枚、手でこねて張り合わせ色がのせられている。

きっとモデルとなる花をよーく見ながら、気の遠くなるような時間の中で一つ一つ
思いを形にして行かれるのだろう。
それを 造花 といえば一言だが、あれほど心の入った花も世の中にそうないだろうと思う。

ついつい熱心にご婦人の話に聞き入っていると、思わぬプレゼントまで頂いてしまった。

私は成長している何十万鉢もの植物と毎日接するわけだが、あのご婦人のように
一つ一つの植物の表情をしっかり見れるような、生産者になりたいと思った。

posted by miya at 19:16| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

名を森水木といふ。

新しい一歩! 時間がかかってしまいました。
ご無沙汰ぶりですが、申し訳ないくらい元気にしております。

さて 11月7日  いいねー いいなー ・・の日  
いつもどうりのプラス思考でその日を、勝手に吉日と定め入籍をしました。

ついに俺にもこの時が来たか!と胸が高まる反面、
すこし申し訳ない気持ちが実はありました。

嫁さんの名前のことです。 本名を 森水木 と言います。

水を吸って大きくなる木のように育ってほしい。
ご両親のそんな願いを込められている名前です。

名前を漢字を書いてみるとほとんど 木 ばかりでこれを見ると
天然系の人柄が納得できます。

「ごめん、」 と一言告げて 森→宮川水木 という名になりましたが
森水木 という彼女を育ててきた名前をこれからも大切に
残していきたいと思っています。


posted by miya at 17:52| 熊本 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | family | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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