2007年05月26日

ファッション盆栽

私は花を作っているばかりに、「どうだ!」といわんばかりに
花ばっかりを見せたくなってしまう。
きっと同じ生産者ならこんな気持ち、少なからずあるのではないだろうか?
 
でも違んだよね、と教えてくれる人がいる。
花のことばかりに意識が集中しすぎて、器も含めた「 商品性 」にかけているんじゃないかと、投げかけて下さる。 
 
このサイトも教えてもらった。
http://www.sinajina.com/bonsai3.html
盆栽が東京で流行っているって? 
ファッション盆栽、この渋さと作家の若さにはびっくりした。
盆栽の新世界をつくりたいと、本気で思っている人に違いない。
 
刺激を受けて、ひとつ渋めのランを作って部屋に置いてみた。
悪くない な と思った。
 
まいワールドの創出に向けて努力せねば!
 
 
 
 


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2007年05月25日

QC

恥ずかしながら QC という言葉は私の辞典になかった。
アドバイスを頂いて、初めて知った。
 
Quality Control  を直訳すれば品質管理 と訳すはず。
しかし調べてみるとそれは製品管理の手法だけではないようだ
 
○買手の要求に合った品質の品物又はサービスを経済的に作り出すための手段の体系。
○顧客に提供する商品およびサービスの質を向上するための、企業の一連の活動体系。
 
お客さんのニーズ ? サービスの質 ? 経済的に? 
今、自分に足りているものなんかないけれど、QCは今自分の花仕事において必要と思えるものだと確信した。
 
速決した。
7月の若葉マークのQCセミナー なるものに申し込んだ。 
やるぞ! 
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2007年05月22日

弔いの花

IMG_2452.jpgおっちゃんはまだ60歳の若さだった。
隣近所で幼なじみの友人のお父さんが、先日お亡くなりになられた。
世の中では、60歳は退職して新しい人生が始まる時でもあるのに・・・
何故に こんな医学が進んだ現代でも人間は 癌 に勝てないのだろう?
不治の病の悔しさが胸を打つ。 
 
お通夜、お葬式には本当にたくさんの方が参列された。
これこそ、生きた証に違いないと思った。みなが手を合わせ、お別れの挨拶をされる。
たくさんの花が位牌を囲む。
私の大切な友人を育てた人に、自分なにり何が出来るか考えていた。
やっぱり自分は 花 だと思ってたくさんのランの切花を束ねて渡した。
みんな会場から出られるときに、遺族がピンク色のそのランを一人ひとりに手渡しされた。
花は悲しいときに、何も言わないけれど心をあたためてくれる。
微力でも遺族と参列者の、心の支えになれることがあって、本当に良かったと思った。
心からご冥福をお祈りします。 
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2007年05月20日

現代の農具

恐ろしい便利さと競争時代が来たもんだと思った。
 
学生の頃、北海道で実習中に農家の方に教えて頂いたことがある。
「これから、どんな農具が必要だと思う?それは簡単でね、パソコンだと思うよ」
 
いま、本当にそうだな、と思う。
この島にいても、PCでマウスを転がせば大抵のものはネットで探せるし購入できる。
昨日、花をきれいに撮りたいと思って大型の簡易撮影キットなるものを買った。
http://esyashin.com/?pid=1389816
このへんのお店でこんなものおいてあるとこあるかなー? かなり微妙・・・
 
この時代、ボタンひとつでキーワード入力ひとつで数え切れないくらいほしいものが出てくる。
 
先日、父がデジカメが必要と言うのでPC画面を見ながら 価格.com でデジカメを探した。
お気に入りのメーカー、機種、性能があれば家電用品のような製品は、ほぼ全部見つかり小売店よりアイテムによってはかなり安く、早く買えてしまう。
小売店を省いた商品の流れを見ればもっと安くてもいいくらいだと思う。
 
地域の電気屋さんが全国の電気屋さん、卸屋さん、メーカーさんと勝負しなければならない。
もちろん電気屋さんだけでなくてディスカウント展や、大型スーパー、コンビニだって全部が競合店だ。
 
私たちの花はどうか?
生ものだから、現物を自分の目で見て買わなきゃ! というひとばかりだろうか?
たしかに他の「製品」に比べれば現物を確認して買うことが多いと思うが、今年は母の日、ネット注文の割合がぐっと増えているそうな。
 
もっともっと 今の 農具 を駆使してがんばらなければならないことが山盛りだ。
 
でも ハイテクの中で、温かみ(心)を忘るべからず だ。
ふっ とその便利さに甘んじてしまい、大切な心を見失っていることがある。
たいせつにたいせつに
  

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2007年05月18日

ハイビジョンの奇跡

060327_2023~0001.jpgすごい時代が来たもんだと驚いた。


うちにる3匹のネコのうち、クー という出世ネコがいる。
なぜ出世がつくかといえば、生まれも育ちは民家ではなく 外 だ。
きっと世間の人はそれを 野良猫を 呼ぶに違いない。
まずは家の周りに住み着き、一年以上掛けてまずは猫キチの母と妹に腹見せ、のどゴロゴロなど愛猫家をくすぐるようなアプローチを掛けて徐々に宮川家に入り込んできた。もう飼い猫の一匹に数えられてしまっている。 

すごい役者猫だ。

 しかしながら野生育ちの彼も、ずいぶんと落ちたな と思える瞬間を目撃した。
私のひざに座ってゴロゴロ言っていた クー がいきなり立ち上がってテレビに跳んでいく。
液晶テレビに向かって 次の瞬間 立ち上がってつめを立てた。
鯉 だった。  でもそれは テレビだにゃー。

ともあれ、猫の目をマジにさせたハイビジョンにには感心した。
今日は私の小さな驚きとちいさな感動劇場でした。

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2007年05月16日

ハウスと草と私♪

kusa.jpg母の日のような大きなイベントが終わると、生産者はどうしているか?
現在、私たちのほんのり?あたたかな?なハウスでは草取り大会の真っ最中だ! 
この半月、母の日に合わせて咲いてくる花の出荷に追われて、ほとんど管理作業ができていなかったからだ。

中にはランの株の背丈を越えているような元気ものさえいる。 
なんでランは棚の上で鉢で栽培されるのに草が生えるのか?それは植え込み材料に使う水苔に秘密がある。

水苔、これも字のごとく苔の一種で生き物。だから自然の中、とくに湿地帯にいる(ある?)のだけれど、収集するときに自然環境なのでどうしても周りの草の種が混じってしまう。
輸送中のぱりぱりの乾燥状態では静かにしているんだけれども、ランの植え込み時に水分と温度をゲットすれば、ランの50倍くらい(当社比)の速さで芽を出し、根を出しぐんぐん伸びていく。鉢の水分もがっぷがっぷ飲む。

まったく遠慮なしだ。

そして発芽してから数十日で成熟し、次はバチバチと音を立てて種を落とし始める。
「俺が絶えたとしても子孫たちよ後は頼んだぞ、雑草王国 永遠なれ!」といわんばかりだ。
ひとつ 抜いた草を太陽の光に当ててよく見てみた。

茎がきれいに透き通っていて、根っこから茎を通って、葉っぱまで養分が伝わっていくのが見えるような気がする。
「おまえさんよー 大切なのは根っこだぜ、周りから見えない根っこがどれだけしっかりしているかだぜ。根っこがなきゃよー 倒れちまうし、成長も出来ねーんだ!」
一人つぶやいて、ほんの少しの悟りを開いた。

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2007年05月15日

母の日を終えて想う

今年ほど、人に支えられた母の日はなかったと思う。
体がくたくたになっても心はポッカポカだった。
人からもらう感謝の気持ちが多すぎたので自分の中で抑えきれず、今年はその分の感謝の気持ちをこれまでお世話になっている方に花にのせて贈った。
○屋久島でひっそりと個人宿を営みながら、自然の中で生きる8年来の文通友の あけみさん
○北海道の友人のかーちゃんだが、人生を謳歌している姿が素敵な 守屋ママさん
○お金がない学生時代、自宅に呼んで個人レッスンをして下った草月流の 戸石先生
○ブログをはじめるきっかけをくれた親友http://akimix.seesaa.net/を育てた松戸の 肝っ玉かーちゃん
○同じ年で安定した職を辞して、来月からブラジルに渡って自分のボサノバを深めたいという札幌の 友ちゃん
○学生時代の恩師で 人間大好き 花大好き 研究大好き の言葉を下さった 樋口先生
みんな自分の世界観が急速に広がっていた学生時代に会った人たちで
今でも遠くから私のことを応援してくださっている大切な人たちだ。
ギフトボックスには私たちの農園で育った小さな花と一緒に、言葉を添えた。
私はどんなにハイテクになっても、字が上手じゃなくても手紙は自分の文章で、自分の手で、自分風の書体で書くものというこだわりを持っているのだ。(基本は縦書き)
母の日当日は 到着した花を見て お礼の電話を頂いた。私からのありがとう なのに、 私まで ありがとう をたくさん頂いた。
皆さんの声で心がフルチャージされた。
ご縁のありがたさを忘れず 人 花 笑顔 を大切にがんばっていこうと思った。
オッシャ
posted by miya at 01:46| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

母の日の贈り物

お腹が空いて目が覚めた。
母の日出荷がほぼ終わり、晩飯を取ることもなくホッとして横になったら うっかり撃沈していたようだ。

私たちが育てる洋ランは、いろいろんな媒体で販売して頂いている。
全国の花市場を通じて花屋さんでされたり、量販店さんだったり、通信販売の母の日ギフトで販売されたり、インターネット販売だったり、本当に多様化していると思う。
そして母の日出荷最終日は、自社企画のゆうパックギフトだった。http://www.livingorchid.com/new/topix.html


母の日と敬老の日の年二回、こうした取り組みを始めたのはいろいろ理由があった。
○商品を考えて、チラシ・ポスター作りから、顧客へのDM発送、宣伝広告、注文取りまとめ、商品作り、発送、トラブル対応  など私たち生産者が自分たちで行っていくことは、大変なことでもあるけれど、これらができるようにならなければ、ずっと「栽培者」のままで終わってしまうし、お客様の声が届かず前進していくことは難しい。 
○我々作り手が自信ある花を、お値打ちで、新鮮に約束どうり幸せいっぱいの花をお届けできるようにして贈った人、贈られた人両者が幸せ感を感じていただけるようにしたい。 
○地元の人にもわくわくしてもらえる名産ギフトにしていきたい 

なんでも めんどくせぇー といってしまえばそれで終わりだし、みんなが簡単に出来ることにチャンスなど転がっている時代でもないと私は思う。
だからガチガチの企画商品とは違った雰囲気で 
http://www.livingorchid.com/new/ph/kotu1.jpg
お客さんの心に響くようなものを! 目指している。

今年は特にたくさんのご注文、そしてなにより強烈なご支援を頂いた感謝感謝の母の日だった。
みなさん 本当にありがとうございます。
今日も快晴です。13日母の日も私たちの花を通じてハッピーになってくださる、母と子の姿があればこんなにやりがいのある仕事はないと思う、このごろでした。

posted by miya at 07:45| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

数千キロの旅

CA280375.jpgこの時期は、なんか心が温まる。

彼らは東南アジアから、この初夏を日本で過ごすため海を越え、数千キロの旅をしてくる。

なぜにも、わざわざこの島国まで?

日本のこの梅雨前の湿気の多さで、子育てに必要な
えさとなる虫が手に入りやすいというのが大きな理由らしい。

しかし、あんなに小さな体で海を渡ってくるとは・・・
気力と根性、そしてはんぱない母性。 
我が家にホームステイしていたつばめさんたちは、何十年も同じところに巣を作って
子育てをしていたが、ここ数年農場内の事務所に引越しした様子。

年配の方がいいことを教えてくださった。
「ツバメはねー、蛇に卵が食べられんように人けの多いところに巣をつくるとよー
だからツバメが巣を作った会社は千客万来、商売繁盛しとって、さらに繁盛するとたい」

滞在時間は短いけれど、彼らは毎年この広い世界の、この事務所にかかった巣を
頼りに遥かなる旅をする。

なんて健気なんだろう。
まっすぐな目標、さわやかさ、純粋さ、 習うべきところが多いです。
みんな、今年は秋くらいまでゆっくりしてけばいいのに。




posted by miya at 23:34| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

花畑へ

chizu.jpg ようやく道標が出来た。
島 というとひょっこりひょうたん島みたいなものを思い浮かべる人も
多いようだが、この島はちがうぜよ です。
人口1600人、島の幅は直線距離にして4kmもある大陸並みの大きな島なのだ。
しかしながら、がビーチに泳ぎに来たり、キャンプに来たり、「花の学校」というフラワーパークを見学に来たり。その数年間10万人という(maby・・・)
ありがたいことに一生産者である私たちのハウスにも近頃なぜにか来園者が多い。
なぜだろうかと聞いてみると、
・年中通じて蘭がてんこもりに咲いていること、
・数万鉢の中から自分の手で好きな花が選べること、
・直売価格なのでリーズナブル、さらに新鮮で長持ちする
・そしてカリスマ女将の存在。
お客さんから話を伺う中で、まったく予測もつかないようなひらめきを頂いたり、もろ消費者としての貴重な意見を頂戴できることも多い。お客さんの
「あ! これ ほしい!」をどうやってみつけていくか、手探りだけれどコミュニケーションから生まれてくるものもきっと多いと思っている。 
しかしながら、私たちの農園までの道順が分かりにくいみたいで、
ビギナーの方などは島をたっぷりドライブしてから到着されることも多かった。
意を決して3枚の案内札を立てた。もう島で迷子にはさせませぬ。 
簡単なものだけど、私たちの農園はいつでもウェルカムですよ。を伝えなきゃと思って作った。
今年の春から入社した田上君が慣れた手つきで、歴史を刻んでいく。
パシャり 看板と同期やね。
いっしょにがんばりまっしょ。
posted by miya at 23:38| 熊本 | Comment(1) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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