2007年04月30日

花咲か爺さんの灰

最近、ちょっと!ニュースがこの島に届いてきた。 
下記は引用文献で候。

>花咲かじいさん”実現可能!? 花成ホルモンを特定
 
 約70年前から存在が想定されていた花を咲かせる「花成ホルモン」をイネで特定したと、奈良先端科学技術大学院大の島本功教授(植物分子遺伝学)らが19日、米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

開花のスイッチとなる遺伝子が葉で作るタンパク質で、実験で開花を早めることもできた。 
花成ホルモンはすべての植物に共通とみられ、花咲かじいさんのように好きなときに花を咲かせる薬剤の開発につながる可能性があるという。
 花成ホルモンは、日の長さなどが刺激となって葉で作られ、茎の先端に移動して花を咲かせる物質と考えられてきた。島本教授らは、イネの開花を促す「Hd3a」という遺伝子に、発光タンパク質の遺伝子を結合させてイネに導入。 
Hd3aが作るタンパク質が内部でどう動くか蛍光色を追跡した。

すると、茎や葉の内部で栄養分が移動する通り道の「維管束」で観察されただけでなく、花が形成される茎の先端でも見つかった。 このタンパク質は通常、葉だけで作られることから、葉から維管束を通って茎の先端に運ばれていることが判明。
ほかに同様の動きをしている物質はなく、花成ホルモンと結論づけた。

通常イネは発芽から開花まで50〜60日かかるが、今回の実験では15〜20日に短縮できた。
 ↑ わたしも知ったばかりのことでもっと詳しく調べていきたいが、簡単に言えば
いつでも花を咲かせたい と思うとき開花のコントロールが人為的にできるようになるというもの。
生産者とすれば製品化率が極端に高まり、栽培期間も短縮できていいこと尽くめだろう。
でも、どうだろうかな?
夏にシクラメン? 夏にシンビ? クリスマスにスズラン? 
一年中チューリップ  お盆に花見?
日本人は花を見て四季を敏感に感じることの出来る感性豊かな人種のはず。
この 花咲か爺さんの灰 で花ばかり咲けばよいけれど、なんか心配だなー。
とおもった雨の日の夜でした。


posted by miya at 23:37| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | something new | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

信念をもつ石鹸

lush.bmp初めて自分で石鹸を衝動買いしたかもしれない。
東京・六本木(俺的にはギロッポン)の超高級花店にいったときのことだ。

ピアノの生演奏があることでも有名なその空間に、なにやらずいぶんとに
ぎやかな売り場が入っていた。 その名をLushという。

数年前から日本進出をしているイギリス生まれの会社で、手作り石鹸でどうやら有名らしい。
売り場を見ていると目がチカチカしてきて、また花売り場に戻りそうになったが
そこにある 「ラッシュの信念」 というものに足が止まった。

自分たちの製品で 世の中をどうしたいか、
自分たちの製品で お客様にどうなってもらいたいか、
自分たちの製品で そして自分たちはどうありたいか、
とても明確だ。 彼らの本気石鹸を試したくなった。
 
いざ選ぼうとしたときに改めて驚いた。 そこは石鹸売り場ではなく、
チーズとかケーキ売り場そのものだった。
デコレーションとカットされた1ピースは、香りがよくおいしそうなので
子供なら食べるかもしれない。
さらに な、 なんて 飛んだネーミングなんだ!意味がわからない部分も多いが手書きプリントで、短い説明文章で訴えかけてくる。
お高くまとまった石鹸なんて見向きをしないし、あっても使いもしないだろう。
  
独身m男28歳・・・・、みつばちマーチという石鹸を買った。
「うお、香りよしあわ立ちよし なんじゃこれは よかじゃなかか」
人に教えたい、感動商品ってこんなのかと思った。
http://www.lushjapan.com/search_cat2_rn.asp?cat1=1&cat2=12&20070429190924

posted by miya at 19:39| 熊本 | Comment(2) | TrackBack(0) | something new | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

いぶし銀のマンパワー

5月13日に迫った母の日に向けて、私たち花の生産ハウスは
出荷直前のランがめいっぱい咲き誇っていて、その横でその華やかさを楽しむ
ゆとりなく、自分たちはてんやわんやしている。泣

マザーズデイは「全国のお母さん方をハッピーに」 を合言葉に、
花を贈る人、それを受け取るお母さんが、お互い花を通じて気持ちよくなってもらいたい! 
と、考えていればどんなに忙しくても、自分の仕事に使命感のようなものを
感じてがんばれる。

20数名のスタッフで日ごろは農場を運営しているが、このときばかりは
手が足りず、各方面からヘルプに来てもらう。
その中でもシルバー人材のおっちゃんたちの活躍が光る。
父よりも先輩で、ほとんどの方は引退したばかりでバリバリ現役に劣らぬ活躍っぷりだ。

以前の職種の事を教えてもらったり、他業界を生きて来られたベテランズには
些細なことでもいろいろとアドバイスをお願いしている。
ぜんぜん角度が違うから面白いし、打ち解けてくると子を思うような眼差しで
いろんな事を教えてもらえる。 

今日はちょっとのこぎりが必要になったので探していると、「俺んとば使いなっせ」と
車からのこぎりが出てきたびっくりした。 なんで? とおもうがもと大工のおっちゃんには
肌身離さずもっておく必需品なのだろう。

手(グー)錆びれ知らずのマンパワーに乾杯!
posted by miya at 19:23| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

ランで季節をイメージする

garasu.jpg「自宅のテーブルに「初夏」のイメージで
                           なにか作ってくださらない?」
 カリスマ美容師からのテーマ
この時期になると、ハウスの中の温度も30度くらいまで上がってくる。
ぽかぽか陽気なので、昼はTシャツで仕事をしているから
頭の中では夏のイメージが自然と出来てはきているのだが・・・

イメージを形にする。 しかも自分ひとりの納得では許されない
                    クライアントの予想を超えるものを!

そうだ 頼まれ語とは試されごとだ。と心でつぶやく

 む、むずかしかぁ! でもやる前からNOを言わないと決めている
私にとって、チャレンジはなによりも大切な生き方。

友人の花材協力もあり、 どうにか完成した。
でも完全に成る ことがないのが花の世界。

植物の能力がどらくらいあるのか? どんな見せ方が心に響くのか?
答えがないから、難しいしおもしろい。

異空間の方の刺激を受けれること  に感謝感謝です。
posted by miya at 23:18| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インテリアとグリーン

uisN 004.jpg
いつも好意にして頂いている美容師の先生が、定休日の月曜に

スタッフの方を連れて来園された。
これまで熊本の美容業界でカリスマと呼ばれてきた その道のプロフェッショナルだ。 

 
花についても青二才の私と違い、何十年も植物とインテリアの調和を

意識してこられている方なので、花の好みも深い事ながら、感覚もすごい。
 
先生宅はフランス人の建築家がデザインしたという家で、そこに
招かれたこともあるが、あまりの超越した空間のかっこよさに興奮した。

「恥は若いうちに精一杯かいておけ」と思い込んでいる私なのでお邪魔するとき、

お会るときは自分で生け込んだな花を持っていって
「これ どう? でしょうか・・」と

作品を見てもらい率直な感想を頂いている。
 
いつまでも切れ味の鋭い大人ってかっこいいなと思った。
「これよかねぇー」と言ってもらえるようになるまでは、
何年も修行が必要だろう。もうやだ〜(悲しい顔)  
 
しかし、是が非でもこの人に喰らいついていきたい!と思うことのひとつに、

いままで自分が知らなかった人たちの嗜好を知るチャンスだと思うからだ。

「インテリア性を兼ね備えたラン」
 

現代の空間と植物、ランの調和。 
いつも自分の育てた花ばかり見て、自己満足しているけれど

現代のインテリアを意識できる花職人になりたい。
posted by miya at 00:00| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | flower | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

晴耕雨読   SEIKOU UDOKU   SEIKOU UDOKU

晴耕雨読 seikou udoku


晴れた日は外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと                                     by広辞苑 

自分が花農家を志すようになって、ずっと意識していたお気に入りの言葉だ。 
晴れた日は、お日様に感謝しながら汗し、土に触れる。
雨の日は、雨の恵みに感謝しながら本を読み精神を肥やす。

 どんな天気でもそれを 天気が悪い とは言わなくなった。
だって、雨にも風にもそれが与える恵みはどこかにあるから、
人間たちの都合で、悪い と行ってしまうのはへんな話だと思ったからだ。   

日曜日は久しぶりに一日中 土砂降りだった。
母の日前、出荷を間近の花たちも今日はちょっと開花一休みだろう。 
私もずっと見たかった映画「Lost」をまとめてみた。
無人島に墜落した人間たちのドラマだ。 自分だったら? 結構面白い。 

今週から母の日、本番モードだ。そこで忙しさを理由にブログをサボらないように、
そんな甘さがでそうな自分にメッセージをここに書いておこう。
  

posted by miya at 19:11| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

熱いビール

Sbz.jpg今晩はカラムーチョを片手に楽しくビールを飲んできた。
 
まこちゃんは超幼なじみで自宅距離は最短部で60cmくらい。
ハイテク関係に強く、それに弱い私のPC先生として現在は会社の
ホームページhttp://www.livingorchid.com/の運営をお願いしている。
非常に人望厚い人間だ。
 
清張さんはこの島の洋ラン生産者の先輩で、7歳くらい年上のわたしの兄貴分だ。
 とにかく熱くなると、自分の思っていることを達成するまでやり続けなければ
ならない人で、今日も熱いトークとビールが止まらなかった。爆
 
みんなこの島の人間だ。
「我思う、我ここにあり」
 自分を育ててくれたこのひょっこりひょうたん島に必ず一花咲かせたい、そう思っている。
 
そして青二才のくせして思う。
将来必ずこの島に、次の種をまける人間になりたい。
 
私の部屋にあるゴッホの「S0wer 種をまく人」 絵はそんな気持ちで23歳のとき
選んだものだ。
 
まずは私という株を育ててくださった皆さんにむけて、
絶対に大きく力強い花を咲かせたい!
                                 よっぱらうとさらにビッグマウスの宮川でした。 
posted by miya at 22:46| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

研修生

C.jpgまったくもってさわやかで、陽気な彼女たちは、
       中国北部の大連市からやってきた農業研修生だ。
 
私も長いこと、あちらこちらで研修生として、いろんな場所でいろんな人に、
学ばせてもらった経験がある。
 
特にアメリカでの2年間の花修行は今の私の仕事と、将来の自分の道標に
なっているといっても過言ではないとおもう。
 
彼女たちの研修は3年間だ。22〜27歳でとても高い目標意識をもって日本に来ている。
 
家族や彼は中国に残してきているから、その本気度もなみなみならぬもの。
とんでもない応募者の中から選ばれたトレーニーだけあって、仕事ぶりがすごいの一言。

その上、一生懸命日本語を勉強し、会社のみんなとのコミュニケーションはもちろん、
地域の婦人会などにも参加して、中華風水餃子の作り方を広めたりで
こんな田舎でも国際文化交流をしているという活躍ぶりには脱帽するしかない。
 
最近は「これ、かわいかですね」「たいぎゃおいしかー」などと 素 で熊本弁を使うようになった。驚 
日本で暮らす3年間。
彼女たちがどんな成長を遂げて帰るのだろう。
 
先人が若人に何の惜しげも見返りもなく、胸を貸す。 
 
次は小さくはあるが胸を自分が貸す番だ。私も3年前まで研修生。
でもそんな自分だからこそ、わかる研修生の気持ちっていうものを大切に、
いっしょに汗していきたいと思う。
謝謝 

posted by miya at 21:42| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

花で伝えるおめでとう

mokkun23.jpgもっくん がゴールデンウィークにめでたく結婚する。
 
急に電話があった。「エビ!(高校の時にはなぜかこういうあだ名を付けられてしまった)
 今、エビんちの近くのビーチで結婚式の前撮りしてるからちょろっと見に来ん?」
 
「おう、花の島で写真なんてえらいよかたーい!おし、10分でそこに駆けつけるぜよ」と
電話で伝えて、すぐにハウスの中からデンファレを切り取ってざっくり束にして持っていった。
 
たしか、前撮りの多くは造花なのでなんか味気ない。 生きている花をプレゼントしたかった。
普段は私より4歳ぐらい(推定)ふけても見える彼だが、今日は花嫁さんといっしょに
華やかな衣装を着て、あか抜けている様にみえた。
 
ジッとしていられない私は、バシャバシャと写真を撮られている二人を見ながら
「新郎さーん 腹引っ込めてー 帽子で顔隠してー おう いいねー」とチャチャを入れる。
 
力いっぱい幸せになって、私にも分けて下さいね。
posted by miya at 17:55| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

木の鞄

ibJ1.jpg「温かみ」 という言葉が最近気になっている。


ケータイメールにPCメールまでじゃんじゃん使う私が言うのも変だが
わずか10年振り返ってみても、コミュニケーションが多様化しながらも
すこしづつ無機質なものになっているように思う。
そんな時代だからこそ、じーんと心あったまるようなものが
求められるのではなかろうか?
                    いつもながら、勝手に私は思い込む。
今日は、録り貯めているテレビ番組「ガイアの夜明け」を見た。
環境ビジネスというくくりでリサイクル商品などいろいろ、取り上げられていたが
これをみてびびった。
この村はゆずの商品で超のつく有名な高知県の村だが、まさかさらに
こんな仕掛けをしてくるとは!?
http://www.ecoasu.co.jp/monacca/monacca_top.html
この木のバッグは世界を見ている。ニューヨークの近代美術館での販売、
グッドデザイン賞受賞、そしてHPでわかるように人気がありすぎて
受注に生産が追いついていない現状。
2ヶ月もまたなきゃいけない。 でもどうしても贈りたい人があった。
この前うちの事務所に、大きなおおきな杉のテーブルをプレゼントしてくれた
おっちゃんに・・・ オンリーワンアイテム、温かみ、そんな思いが
ぎゅっ詰まった贈り物にぴったりだと思う。
田舎の村がゆずを商品化して33億円売っている。
田舎の村が本気で基幹産業である森林を考えた。
そしてその情熱が同郷のデザイナーの心と同調し、作品が出来た。
それが世界を見ている。
 ひとつの商品が感動を与える。
私のこの島も花で感動を与えるような、夢の島にしていきたいと強く思った。

posted by miya at 01:11| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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